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空前絶後のブログ

「このようなブログを今後、我々が読むことは恐らくかなわないでしょう」-ヒラリークリントン-

恋愛工学=キョロ充=意識高い系

 


ではないかと感じた話。つまり

 

「俺100人斬しちゃったぜ~」

 

って自慢してるヤリチンも

 

「うぇーいwっうぇーいwww」

 

みたいなノリ全振りのキョロ充も

 

「今日のアジェンダはミッションにコミットでPDCAを」

 

とか言っちゃう意識高い系も元は同じ病根を抱えているのではないか?という話ですね。

 んで、「そもそも恋愛工学とかキョロ充とか意識高い系とか聞いた事あるけど意味わからねーよ」っていう 情よわ のために、まずはこの三つの用語を解説していきたいと思いますよ。

 

 

 恋愛工学というのはざっくり言うと  

1、一人の女にアタックせず常に複数を追い

2、自分を磨いて恋愛テクを上達させ

3、レベルの高い美女と付き合おう!

というもの。恋愛工学、と銘打ったけれど、基本的に巷に溢れる恋愛ハウツー本やナンパ本はこの3要素+αで構成されていて、この記事の恋愛工学生は「そういうの読んで行動する人全般」を指すのだと理解しておいてね。

 これに従って行動するとどうなるかというと

(1)品川のTYハーバーを利用してくる
 藤沢氏の著書『僕は愛を証明しようと思う』でも主人公がデートで訪れていた恋愛工学生御用達のレストランです。レストランから駅まで20分程度かかることや途中で橋やベンチあったりするなど諸々の条件により、手をつないだりキスをすることの難易度が非常に低くなっているのです。普通に考えれば、駅から遠いし、行くのめんどくさいな~っていう場所にあるので、ここをわざわざ利用する男は疑ったほうがよいでしょう。

(2)こちらの言うことや、やることをマネしてくる
 信頼関係(ラポール)を構築するために、ミラーリングという心理学のテクニックがあります。相手をマネするという単純なテクニックです。わざとらしくマネする男や、オウム返しをしてくる男には注意しましょう。

(3)突然、失礼なことを言ってくる
 恋愛工学用語(?)おそらく、元はナンパ師の間で使われていた言葉だと考えますが「ディス」というらしいです。気を引くためや、優位に立つためにわざと失礼なことを言ってきます。

(4)出会った日、もしくは最初のデートでセックスしようとしてくる
 セックスするのは早ければ早い程良い、セックストリガー(*)を引きたいと考えているため、最初から押しがすごく強いです。割と無理矢理持ち帰ろうとしてきます。

*セックストリガー理論:女性は好きだからセックスするのではなく、セックスした人のことを好きになりやすい。

http://joshi-spa.jp/360668 

とまあ、精神的に弱ってるか欲求不満で平常心を失っているので無い限りドン引き&即拒否な行動をとってしまうわけ。

  次にキョロ充だけど、これは知らない人も多いかもしれない。これはリア充という言葉が2chで流行ったときに一緒に生まれた、「リア充にはなれないけど、リア充についていくために無理をしている人たち」を指すもの。まあその無理をしている痛々しさがネタにされてるんですね。

 といっても結局はネットスラングネトウヨとかと同じで明確な定義があるのではなく、批判や蔑称に使われる便利な言葉という面が否めない。なので詳しくは適当にggって2chまとめサイトとか見て貰うのが手っ取り早いかも。

  最後に「意識高い系」!これは割と最近の流行りだし知ってる人も多いのかな?これもキョロ充と同じく、ネット発で明確な定義が無いんだけど、要は「自分磨きや人脈を過剰にアピールする人」、「実態が伴っていないのに他者から評価を求めすぎる人」。

 

 んで、ネット発のこの2語ですが一つ面白い共通点があるんですね。それは

リア充/キョロ充

意識高い意識高い

という風に「似てるようで全然違う人種」を指す言葉がセットで生まれているということ。じゃあ具体的にどこが違うのっていうと、やっぱり明確な定義がない以上、人によって意見が異なるわけですが。

 しかし大雑把にまとめれば、リア充意識高い人という「イケてる人」に対して、「それを真似している姿が滑稽な人」がいるというのは、多くの人が感じているみたいなのです。

 

 話を少し戻すと恋愛工学というのは女性一人を追う事を忌避します。それは非モテコミットと呼ばれ、余裕の無さやアタックのキモさに繋がるので宜しくないという理由から。でもそれでは「そもそも何のために恋愛するのか」という問題が生まれます。

 で、恋愛工学が提案するその答えが、上で挙げた「1、恋愛経験値積んで自分を磨いて→2、よりハイクラスの美女を口説こう!」となるわけです。つまり「女性を口説く」という事に特化したノウハウが、本来の目的を否定し、更に目的を生み出してしまっているのです。

 恋愛工学では女性をA級とかS級といった具合にヒエラルキーに組み込み、それぞれ手段を変えたりします。でも当たり前だけど、本来、恋愛対象の女性を一々ステータスで測ったりしないじゃないですか。顔が好みかそうじゃないかとか、勿論考えるけども、直感的なものとか、性格とか雰囲気とかそういう比べようがないものが大半だと思います。しかし、恋愛工学ではそれは許されないんですね。何故ならレべリングして初めて「口説きのゲーム」が成立するから。

 そしてこれは、女性をヒエラルキーに組み込むと同時に、自分もまたヒエラルキーに組み込んでいるのです。そうして恋愛経験や「自分磨き」を通して同じカーストに登っていく。

 

 ここに「恋愛工学=キョロ充=意識高い系」の共通項が浮かび上がります。彼らは自分やそれを取り巻く集団、社会にヒエラルキーを見出します。そしてその中で上のカーストに行くべく、最上位カーストと少しでも共通項を増やそうとする。下への優越感と上への劣等感を原動力に、努力を重ねるのです。

 そしてそれは、歪んだ原動力ゆえに反感を買いやすく、また、本来の目的がカーストの上位へ登るという確固としているようで非常にあやふやなものであることから、結果として努力が実りにくく、結局カースト上位へ行けない原因になっているように思えます。

  誤解の無いように言っておくと、俺は決して努力している人間がダサいとか言うつもりは無いです。また、一方で出る杭を打とうと「意識高い系ww」みたいな野次を投げる人がいるのも事実でしょう。

 何のために努力するのか、何が目的なのか。それが例えどんなにアホらしいものであっても、周囲の目を気にせず、自分に真に正直であれば、結果はおのずとついてくるのかもしれません。