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空前絶後のブログ

「このようなブログを今後、我々が読むことは恐らくかなわないでしょう」-ヒラリークリントン-

自己啓発本の著者「私は自己啓発本で成功しました」←ん・・・?

書店に行くと今やどこにでもある「自己啓発本」コーナー。実践的なものから胡散臭いものまでたくさんありますよね。

俺も本屋に行けばなんだかんだ一度は足をとめて読んでしまうのですが。ひとつだけいつも思うことがある

 

それは・・・

 

自己啓発本の作者が「自己啓発本で成功しました!」ってどうなんだってこと。

何らかの成功体験があって、その上で成功方法を解説するとかなら分かるんですよ。もしくは「私は様々な成功者にインタビューを行い、その共通点を分析しまとめました!」とかでもいいんですが。

明らかに経歴0、研究成果0で偉そうに語る人いるじゃないですか。そんな人が自己啓発本書いて成功したってどーなんだ?それ、って。

よく自己啓発本って「好きなことをやれ!」って書いてるけどさ、

「好きなことをやれ!俺が好きなことは『好きなことをやれ!』と人に言う事だ!」

 みたいな。なんかおかしくないかと。それで儲かるんだったら誰だって好きになるわと。そんなこんなで今回は自己啓発本について思うこと』についてです。

1、続きはセミナー/情報商材で!と誘導するのってどうなの?

これ最近本当に多くないですか。「なんか書いてることが具体的じゃないな・・・」と思ったらセミナーのチラシが挟まってたり、ひどいのだと普通にこのURLから会員登録(有料)して続きを見てね!みたいなのあるからね。

これに関して特にショックだったのがあってさー。本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」っていう有名な自己啓発本があるんですが。大学生の主人公がユダヤ人の大富豪にアメリカで人生の極意や幸せなお金持ちになる方法を教わるというストーリー仕立ての自己啓発本で、俺は結構好きだったんだよね。

超大金持ちってそれまで漫画のイメージしかなくて、はじめてその存在を意識させられたというか。あと読んだの学生のときだったんだけど

「世の中の大半の人間はクラゲのようにただ漂っているだけだ」

って言葉がすげー心にささって。あー俺は本当にそうだなと。もっと自分の意思を持ちたいなと思わさせられたわけ。

それが最近本田健さんの著作読んだらさあ・・・やってるわけ。

 

「続きはウェブで」方式

 

あああああ、健が闇堕ちしてるううう!セミナー堕ちしてるううう!ユダヤ人大富豪の教えはどうしたんだよ!ユダヤ人泣いてるぞお前!

もーほんと悲しかったよね。

 

2、『○○代までにやっておきたい5つのこと』みたいなタイトル多くない?

これも最近多いよね。やたらと見かける。先ほどの本田健さんはじめ色んな人が出してる。でも内容を読むと結構まともな本が多いんじゃないか・・・とも思う。これは自己啓発と言い切ってよいか微妙なラインの実用的な本まで、「とりあえず流行りのテンプレだからタイトルに使おう」っていう出版社の思惑の結果なのではないかなあと思う。

ラノベのタイトルが出版社の意向で「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」とか「僕は友達が少ない」みたいな長ったらしいのばっかになったみたいだな!?

ちなみに10代から60代まで、幅広く揃ってます。60代とかやっておきたいことなんて老後の貯金とかボケ防止ぐらいしかなくないか?ちなみに70代はさすがにないね。まあ後やることなんて自分の葬式の準備ぐらいだからな!HAHAHA!

 

3、ワクワクを集めよう!とか好きなことだけしよう!のむずかしさ

冒頭でも触れましたが、自己啓発の代名詞ともいえるテンプレートワード。これを「ふざけんな仕事なんて辛いものなんだよ!」と反発するか、「素晴らしい、私もそうしたい!」と受け入れるかで自己啓発に適正(?)があるかないか別れると思います。

俺個人としてはこういう考え方、好きです。仕事でもなんでもそうだけど、人間向き不向きがあるじゃん?嫌いなことって作業効率悪いじゃん?子どもが原子周期表覚えられなくてもポケモンの名前全部いえます、みたいな。

だから好きで得意なこと探したほうが良いと思う。ただまあ、これは自戒もコミなんだけども、好きも嫌いもやってみなきゃ分かんない。あと嫌なことが全くない仕事とか、目標達成するのに嫌いなこと一切やらなくていいかっていうとそんなことはないよね。

これは別記事で触れようと思ってるんだけど、俺もウェブ起業を考えたとき、アイディアはあってもプログラミングはほんと出来なかった。

金持ちになれるかも!仕事しないで済むかも!成長できるかも!○○になれるかも!という希望と、それに必要な、具体的なスキル。

ワクワクとか好きとか一言でいっても、俺はまず、後者のスキルの方で好きを探したほうが良いと思う。

幸い、俺はプログラミング技術に頼らない、別の方法で起業を模索する中で、そうしたスキルに関して適正や楽しさが見出せた。なのでまだやっていこうと思えるけど、そうでないと一時の熱は一瞬で奪われていく。まあ、うまくいこうがいかなまいが、そうやって初めて、何かしら見えてくるものがあるわけだから、結局はやってみるしかないだろうけど・・・

 

4、自由になろう、楽して稼ごう

冒頭では著者がいかに儲かっているか、そして有り余った時間を使っていかに優雅な生活を送っているかが語られる。

情報商材、投資、アフィリエイト、ブログ飯、マルチ商法・・・とにかく人間の楽して得したいという気持ちを刺激しまくる系の自己啓発

ラットレースから抜け出そう!とかまだ東京で消耗してるの?とかやたらと煽っていくけど

 

一番儲かるのは煽っている本人だからね。

 

個人的には詐欺とか人間関係壊すものでない限り、まあ好きにすればいいと思います。実際儲かる人や適正ある人がいるのも事実なわけですしね。

ただし本屋で自己啓発本として並んだ時点で相当乗り遅れており、かなり努力しなければ競争に勝ち抜くのは難しいということ、向こうもあくまで商売であり、タダで美味しい話を持ってきたわけではないというのは覚えておいたほうがいいと思う。

 

5、結局のところ

自己啓発という本が繰り返し言っていることは好きで得意なことをやろう。行動しよう、変えよう。そんなことだと思います。そして俺が思うに、そういったことに一番大切なのは自分と向き合い続けること。

夢を追っていることと自己肯定感の欠乏を埋めようとすることは、意外と近かったりする。俺の好きなブログに、精神科医の杉田さんがやっているものがある。

このブログでは、ひたすらそういうことを言っていて、俺もハッとさせられる。

自己啓発本が好きというのは、そういう意味では何かしら病んでる証かもしれない。なぜなら自分と向き合うというのは精神が健全であればあるほど難しくないのだから。

しかし健全な人というのはなかなかいない。というか人間ならだれしも、どこかしら病んでると思う。だから自分と向き合うのは生きることの一つのテーマだと俺は思う。それはきっと、成功するより難しい。